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シェケルは、イスラエルで使用されている通貨です。もともとは古代に使われていた通貨で、その発祥は紀元前3000年のメソポタミアとも言われています。その後、古代ヘブライ人の間で主要銀貨として用いられ、そこからセム族、モアブ人、エドム人、フェニキア人といった人たちも、シェケルを使用してきました。
イスラエルでこの通貨が用いられるようになったのは1980年から。なお、1985年以降はインフレの影響によって「新シェケル」へと変わっています。
【イスラエルシェケル(新シェケル)の種類】
紙幣は200シェケル、100シェケル、50シェケル、20シェケルの4種類
硬貨は10アゴラ、1/2シェケル、1シェケル、2シェケル、5シェケル、10シェケルの6種類
(※アゴラは補助通貨)
イスラエルシェケルについては、これまでは国内での両替がほとんどできませんでした。イスラエルでは日本円もあまり出回っていないため、ツアーでは「あらかじめアメリカドルを用意しておいた方がいい」と言われることもあります。そのため、日本でアメリカドルを用意したうえで、現地でドルを使いおつりでシェケルをもらう、という方法を余儀なくされていました。
しかし、2019年9月13日からは、成田空港内にある「GPA外貨両替専門店」において、イスラエルシェケルの両替ができるようになりました!
現地でシェケルを手に入れるよりもお得に両替ができる可能性もありますし、出どころがはっきりしている日本の両替所であればトラブルに巻き込まれる可能性が低いので、安心して両替ができますね。
ある程度シェケルの手持ちがあった方が気楽に旅行を楽しめるので、成田空港から飛ぶ際にはぜひ利用したいサービスです。
GPAは外貨宅配サービスも行っているので、成田空港を使わない方や、当日はバタバタしそうだから早めに両替しておきたい…という方は、インターネットからお申し込みをするのもおすすめです。
イスラエルシェケルは、日本国内ではあまり流通していない通貨です。事前に両替をするとしても、近隣の両替所や銀行などで対応してもらうのは少々難しいかもしれません。
事前にイスラエルシェケルを入手しておきたいということであれば、海外通貨を多く取り扱い、自宅まで宅配をしてくれる宅配サービスを活用するのがおすすめ。イスラエルシェケルを扱っているところはほとんどありませんが、成田国際空港株式会社のグループ会社・GPAが外貨宅配サービスも展開しており、そこでイスラエルシュケルを入手できるようになりました。
※現在サービス停止中です
イスラエルシェケルを両替できる国内空港は、現時点では成田空港のみ。出国空港が成田空港なら空港での両替も選択肢に入りますが、もしその他の空港からイスラエルへ向かうということであれば、方法は現地についてからの両替のみとなってしまいます。
そのため、前もってイスラエルシェケルを入手しておきたいということであれば、宅配サービスを使って自宅に発送をしてもらうほうが良いでしょう。
なお、イスラエルでは場所によってはアメリカドルを使えるところもあるようです。どうしても通貨が用意できない場合は、アメリカドルを持っていくというのも一つの手段と言えるかもしれません。
イスラエルシェケルの両替に対応している両替所は、日本国内では成田空港内にあるGPAのみ。それも、2019年9月に新しくシェケルが追加されたばかりです。イスラエルシェケルを入手するなら現地で両替をするか、アメリカドルを使ってシェケルでおつりをもらう、という方法を選択される方が多いかもしれません。
イスラエル国内でシェケルへの両替を行うなら、イスラエル最大の国際線空港であるベン・グリオン空港のATMを利用するのが一般的。ATMではVISAやMaster cardなどのクレジットカード、国際キャッシュカード、海外専用プリペイドカードが使用できます。
ただし、日本語には対応していないので、英語でATMを操作をしなければなりません。普段英語に慣れていない方だと、両替に少し時間がかかると考えておいたほうが良さそうです。
なお、クレジットカードでキャッシングをする際は、金利を考える必要があるので要注意。帰国後に繰り上げ返済をしないと金利による支払いがどんどん大きくなっていきます。
ちなみに、イスラエル国内では、日本円をイスラエルシェケルに両替してくれるところは非常に限られています。そのため、アメリカドルやユーロといった通貨をある程度所持しておくと、いざというときの両替に対応してくれるので、備えとしては有効な手段です。
日本国内でイスラエルシェケルを入手するとしたら、方法は非常に限られてきます。成田空港で両替をするか、銀行で両替をするか、外貨宅配サービスを利用するかです。
ただ、銀行で両替をする場合、イスラエルシェケルは国内に通貨そのものがごくわずかしかないことから、入手までに時間がかかる、多額の手数料が発生する、あるいは現地で使いにくい高額の紙幣しか手に入れられないという問題に直面することも考えられます。両替そのものを受け付けてもらえないこともあるでしょう。
そのため当サイトでは、日本でイスラエルシェケルに両替する場合は「外貨宅配サービス」の利用をおすすめしています。届くまでにある程度の日数はかかりますが、確実にシェケルを入手できるからです。
さらに、インターネットを使うので24時間受付をしてくれますし、自宅にいながらにして手続きを終えられますから、手間や時間はほとんどかかりません。
最近では送料無料のサービスなどもあるので、お得に活用していきたいところです。
外貨宅配は、インターネットを使って申し込みをすると、自宅まで外貨を届けてくれる両替サービスです。オンライン上でレートを確認できますし、わざわざ銀行や両替所に足を運ぶことなく外国通貨を入手できることから、最近では非常に多くの利用者がいます。
自宅や職場など、宅配場所の指定もできるので、非常に利便性が高くなっているのも特徴のひとつ。業者によっては、送料無料のところもあります。
外貨宅配 | 円からシェケル | 送料 |
---|---|---|
GPA | 12,555円→300シェケル ※2023年02月13日現在 | 無料 |
イスラエルシェケルは、2019年9月13日から成田空港内にある「GPA外貨両替専門店」8店舗にて両替ができるようになりました。現状、国内で直接イスラエルシェケルへの両替ができる両替所はGPAのみです。(※2021年2月現在)
そのため、成田空港以外からイスラエルへ出国する場合は、外貨宅配サービスを使うのがおすすめ。現地で両替をすることに比べると比較的かんたんに両替ができるので、「初めて海外旅行をする」という方や「英語に自信がないので、現地で両替できるか不安…」という方は、あらかじめ両替をしてシェケルを持っておくことで、現地では観光に専念できるはずです。
イスラエルシェケルを、銀行で両替してもらおうとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、イスラエルシェケルは日本国内では非常に希少な通貨。大銀行の本店クラスであればともかく、支店レベルのお店では取り扱いがないところが大半でしょう。そうなると、両替そのものを断られてしまう、両替できたとしても多額の手数料や時間がかかるなど、さまざまな問題が生じてくることが考えられます。銀行に足を運ぶ前に、「日本円をイスラエルシェケルに両替してくれるかどうか」をしっかり確認しておきたいですね。
外貨両替の際、レートが良いことから「金券ショップを利用しよう」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。
確かに金券ショップは高いレートで取引をしてくれるところが多いですが、イスラエルシェケルは日本で流通量が少ないため、金券ショップで取り扱ってもらうことは難しいと考えるべきでしょう。
在庫でシェケルを置いている金券ショップはほとんどないので、対応している店舗を探し回ることになります。仮に対応してくれたとしても、シェケルをわざわざ入荷するための労力を割くため、手数料が高額になる可能性もあります。
目当ての金券ショップでシェケルの在庫を聞いてみて、「取り扱っていない」と言われたら、別の方法でシェケルを入手したほうが良いかもしれません。
イスラエルシェケルの両替は「外貨宅配」がおすすめ!
イスラエルシェケルは、2019年になってようやく日本で両替に対応してもらえるところができた、日本では希少な通貨です。流通量が少ないために、入手をしようと思っても、まだまだ手間がかかる通貨といえます。現地で通貨を入手するとしても、日本円からの両替への対応はあまり期待できず、クレジットカードのキャッシングサービスを利用したり、一度アメリカドルやユーロを経由してからの両替が必要になったりしますが、そうすると金利や手数料が発生してくるなど、なにかと煩わしいことが多くなってきます。そのため、イスラエルシェケルをわずかな手間で確実に手に入れるなら、外貨宅配サービスを利用するのがおすすめです。