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どんな人でも海外旅行中に必ずトイレを利用します。そのため、海外旅行中にトイレで困ることのないよう準備しておくのが安心。海外ではトイレの表記が異なり、アメリカは「bathroom」や「restroom」、イギリスは「toilet」、カナダは「washroom」などと表記されていることが多いようです。また、ドイツでは男性用が「Herren」、女性用は「Damen」と表記されているため注意しましょう。
日本のトイレは、世界的に見ても清潔で設備や機能が充実しているといわれています。温水洗浄便座や保温便座、トイレ用の擬音装置などは海外のトイレにはほとんどないでしょう。
また、海外旅行先の国によっては使用済みのトイレットペーパーを水に流さない場合もあります。水に流そうとすると詰まってしまうため、備え付けのゴミ箱に捨てるようにしましょう。
海外の公衆トイレにはトイレットペーパーが備え付けられていないことがあります。また、管理不足でペーパーを切らしていることも。ペーパーはあるものの硬い・吸水性が悪いといったケースもあるでしょう。
そのため、海外旅行にはポケットティッシュやトイレットペーパーを持参しておくのが安心。水に流せるタイプのポケットティッシュや、かさばらない芯なしタイプのトイレットペーパーがおすすめです。
ヨーロッパなどではトイレが有料になっているところもあります。小銭しか対応していないケースもあるため、トイレ用に小銭を準備しておくのが安心です。
アメリカのトイレでは、個室ドアの下部の隙間を広く設けています。これは防犯のためですが、中に入っている人の足元が丸見えのため要注意。物を落としたときに隣の個室まで転がってしまった…という失敗も考えられます。
フランスのパリにはサニゼットと呼ばれる公衆トイレがあります。サニゼットにはトイレ全体を洗浄する機能が備わっており、使用後すぐに洗浄が始まります。そのため前の人が出てきてすぐ使用したり物を置き忘れたりしないよう注意しましょう。
なお、サニゼットのような機能を持つトイレはヨーロッパ諸国にもあります。
海外旅行中にはできるだけホテルやレストラン、ショッピングモールなどのトイレを利用しましょう。ホテルなどのトイレは清掃が行き届いていることが多く、比較的清潔です。また、観光客向けの施設でもトイレを清潔に保っている場合が多いようです。
慌ててトイレに入ったらトイレットペーパーがなかった!ということにならないよう、ポケットティッシュやトイレットペーパーを持ち歩きましょう。トイレットペーパーは芯なしタイプを選べばつぶせるのでコンパクトに収納できますよ。
マストではないものの、海外旅行には除菌ウェットティッシュを持参するのがおすすめです。日本のトイレには除菌スプレーが設置されていることもありますが、海外のトイレには期待できないでしょう。また、洗面台が設置されておらず手を洗えないことも考えられます。衛生対策として除菌ウェットティッシュを持ち歩くのが安心です。
ヨーロッパなどでは有料トイレもあるため、小銭を用意しておきましょう。紙幣には対応していないケースも多いので注意が必要です。