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ハンガリーの通貨・フォリントの両替などについて紹介します。あまり馴染みのない通貨かもしれませんが、ぜひ参考にしてみてください。
ハンガリーの通貨は「フォリント」。ヨーロッパではユーロが使われている国が多いのですが、ハンガリーは独自の通貨を使用しています。2023年4月18日時点で、レートは1フォリント0.47円となっています。
【ハンガリー・フォリント紙幣の種類】
500フォリント、1,000フォリント、2,000フォリント、5,000フォリント、10,000フォリント、20,000フォリントの6種類
ハンガリーは、ヨーロッパの中でも物価が安いことで有名です。たとえば食事であれば、肉料理とワインに付け合わせまでつけて、1000円以下で楽しめるところもあるのだとか。お酒も安いので、飲み食いを楽しむのにはちょうどいい環境と言えそうです。
フォリントは、日本ではあまり数が多くない通貨であることから、一般の銀行の支店などでは手配が難しい、ということもあるかもしれません。成田空港などの国際空港にある両替所であれば確実ではありますが、もし前もって用意しておきたい、ということであれば、地元の銀行などに一度聞いてみるのがいいでしょう。
また、空港の両替所を使う場合は、混雑が怖いところです。両替で待たされてフライトギリギリになってしまう、というのは避けたいので、時間に余裕を持って行動すべきでしょう。
外貨に両替を行う場所としては、銀行・宅配・金券ショップの方法があります。ちなみに、宅配サービスを利用すれば手間をかけずに両替を行うことができます。
また、いつでもインターネット上で申し込むことができるため、忙しい人でも簡単に両替ができます。金券ショップのように外貨の在庫を心配する必要がないため楽に両替ができます。
フォリント、という通貨に耳馴染みがない方は多いかと思います。マイナーな通貨の場合、国内で両替をするとしたら、大手銀行や空港併設の両替所などを使うことになります。
日本円とフォリントのやりとりは、そう多いものではありません。そうした通貨ですと、どうしても換金の手数料などが発生してきます。日本でならある程度目に見えてわかるところはありますが、現地での両替となれば、どうしても手探りにやらざるを得ず、場合によっては非常に高い手数料が発生してしまうこともあるでしょう。
よほど慣れているのでなければ、日本国内で両替をしていくのがおすすめと言えます。
お金を前もって入手しておきたいけれども時間がない、という場合には、銀行や外貨両替専門店等の提供するサービス「外貨宅配」がおすすめです。これは指定の金額を入金すると、数日で外貨が宅配されてくるというもの。メリットとしては、以下のようなものになります。
詳しくは、各業者や銀行などのサイトをチェックしてみてください。
外貨宅配業者には、以下のようなところがあります。
外貨宅配 | 円からハンガリー・フォリント | 送料 |
---|---|---|
GPA | 0.47円 | 無料 |
トラベレックス | 0.45円 | 1,000円(10万円以上の両替で送料無料) |
JTB外貨両替 | 0.45円 | 1,000円(10万円以上の両替で送料無料) |
※2023年4月18日時点
中には、送料がかかる会社もあるので利用する前に確認する必要があります。送料が無料の会社を利用することでお得に両替を行うことができます。
銀行 | 円からハンガリー・フォリント |
---|---|
京葉銀行 | レートは不明 |
ハンガリー・フォリントの銀行での取り扱いはほとんどありません。日本での流通量が少ないことや需要が低いことからも両替に対応している銀行はほどんとありません。京葉銀行でも両替は対応していますが、レートに関しては記載されていませんでした。日本国内ではあまりにも通貨を扱っている銀行が少ないため、銀行での両替はおすすめしません。
金券ショップでは、ハンガリー・フォリントはほとんど扱われていません。日本では流通量や需要が低いために、両替に対応していないところがほとんど。
もし、両替をしてくれる金券ショップを見つけた場合には在庫があるか確認してから利用することが大切です。
また、金券ショップでは偽札を受け取るリスクもあります。普段は海外紙幣を手にする機会はないので、偽物でも気づきにくいもの。しっかり信頼できる金券ショップを利用するようにしてください。
また、現地でクレジットカードを活用することを考えている方もいらっしゃるでしょう。ハンガリーは、VISAやMasterCard、JCBなど、日本で作れるクレジットカードはほぼ利用できるようです。特にVISAやMastercardは世界的にも認知度が高いカードなので、旅行前に1枚は作っておくのがおすすめです。
カードがあれば、現金が必要な際にはキャッシングをすることもできます。金利はかかりますが、手数料と比べてみると、金利の方が割安だった、というケースも多々あります。何かのときは頼れるので、肌身離さず持ち歩いておくといいでしょう。
外国に行くにあたって、通貨の問題は避けては通れません。事前に日本で両替をする、現地で両替をする、現金を用意せずにカードのみで対応するなど、どんな方法がいいのかは、ご自身のライフスタイルなどに合わせて考えるようにしましょう。
また、マイナーな通貨の場合、余らせてしまったときに困ってしまう、ということもあります。外貨を円に戻すといっても、手数料が非常に高く、相当な割合で目減りしてしまいます。両替は使い切れる分だけ、と心得ておくと良さそうですね。もし余らせてしまったのであれば、お土産として友人にプレゼントするというのもひとつの方法ですし、ユニセフやNGOなどに寄付することもできます。やり方については、各サイトでチェックしてみてください。
お金のトラブルは、海外では絶対に防ぎたいもののひとつです。もし、不安なことや分からないこと、疑問点などがあれば、事前に銀行や両替所の方など、詳しい人に質問してみるのもいいかもしれませんね。