公開日: |更新日:
トロントはカナダ最大の都市で、オンタリオ湖の西端に位置します。トロントとは「出会いの場所」という意味があり、その名の通りフランスやイギリスなどさまざまな国からの移住者によって構成されている地域です。北米ではニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴに次ぐ4番目の人口を誇ります。そんなトロントには巨大な水中トンネルの中を歩ける水族館や、大富豪が築き上げた邸宅など、魅力ある観光スポットがたくさん。プロホッケーチームやNBAバスケットボールチームの本拠地として、多くのファンが訪れるエアカナダセンターも有名です。
カナダ・トロントの通貨はカナダドル(CAD)と補助通貨のセントが使われています。1CAドルは100セントです。通貨の種類は紙幣が100ドル、50ドル、20ドル、10ドル、5ドルの5種類で、硬貨(コイン)が2ドル、1ドル、25セント、10セント、5セントです。もともとは1セントの硬貨も存在していたのですが、2013年に廃止となり、1セント単位は「二捨三入、七捨八入」されることになりました。つまり0か5に振り分けられるのです。例えば82.47ドルであれば82.45ドルになり、7.29ドルであれば7.30ドルになります。
カナダの都市部ではキャッシュレス化が非常に進んでいるので、トロントではスーパーでちょっとした買い物でもカードの利用ができます。そのため、現金はチップやよほどの少額の買い物などの分だけ持っておけばいいでしょう。逆にカードを持っていないとホテルに泊まれなかったりレンタカーが借りられなかったりと、不便な場合があるので最低でも1枚は持っていたいところです。
トロントではキャシュレス化が進んでいますが、地方のお店や個人営業のお店だとカードが使えないケースも珍しくありません。また、地方に行けば行くほどATMや両替所の数も少なるため、都市部から離れる際は必ずCAドルを持つようにしましょう。タクシーはカードが使えますが、現金のほうが好まれる傾向があります。カードでしか支払いができない場合、タクシーによっては乗車を断られることも。ホテルでチップを渡す際もCAドルが必要になるので、現金はある程度持っておいたほうがいいでしょう。
トロントでは基本的にクレジットカードが使えますが、場合によっては現金が必要になります。小さなお店での買い物やタクシーに乗る場合などを考えて、5~20ドルの少額紙幣はある程度の枚数ずつは持っておいたほうが無難でしょう。
日本円をカナダドルに両替するなら、出国前に日本で済ませておくのがお得です。両替は銀行や両替所、大きな旅行会社などでできます。もし銀行や両替所へ行く時間が無くても、外貨宅配サービスを利用すればカナダドルに両替が可能。トロントでは50ドルや100ドルといった高額紙幣は、小さなお店だと受け付けてくれない場合が稀にあるので注意です。可能であれば50ドルや100ドル以外の紙幣に交換しておくと◎。外貨両替宅配サービスなら、小額紙幣での両替もできるので便利です。
チャイナタウンの中心にある「Dundas Street」と「Spadina Avenue」の交差点の一角に位置します。手数料が無料でレートが良いと評判の両替所です。チャイナタウンのど真ん中にあるので、中国系のスタッフが対応してくれます。地下鉄のストリートカーで行けますが、St. Patrickの駅からなら徒歩10~15分程度とアクセス抜群です。チャイナタウンを散策したいなら、St.Patrick駅から歩いていくのがおすすめ。その際に現金を両替しておくと良いでしょう。また、近くには大人気エリアである「ケンジントン・マーケット」があります。カフェめぐりや、中華スーパーで日本食を買うついでに両替ができちゃうのが魅力です。
場所 | 279 Spadina Ave, Toronto, ON M5T 2E3 |
---|
大型ショッピングモール「イートンセンター」の近くにある両替所です。Youngストリート沿いにあり、Queen駅とKing駅のちょうど真ん中あたりに位置します。どちらの駅からも徒歩5分ほどで、近くにマックとサブウェイがあるのが目印です。Wall Street Financeの難点は、Goldiumと比べて営業時間が短いのとレートが悪いところ。立地的には申し分なく、あくまでGoldiumと比較してレートが悪いというだけなのでそこまで気にする必要はありません。
場所 | 121 Yonge St, Toronto, ON M5C 1W4 |
---|
Kantor Currency Exchangeはトロント各所に存在しており、比較的レートが良いと評判の両替所です。中心部ではなく、周辺部にぽつぽつと点在しています。1番行きやすいのは、トロント最大の公立公園「ハイパーク」の近くにあるKantorでしょう。そのほかには、ノースヨーク・ミシサガ・ハミルトンといった地域にありますが、訪れる場所次第といった感じです。Kantorの案内ページではオンラインでレートが確認できるため、事前にレートを確認して訪れるといいでしょう。
場所 | 121 Runnymede Rd, Toronto, ON M6S 2Y4 |
---|
トロントは北米の大都市の中で最も凶悪犯罪が少なく、安全な都市として知られています。2017年には人気が高い留学先としてトロントが4位と上位にランクイン。そんなトロントでも、犯罪率が高くて危険な場所は存在します。注意エリアとしてまず挙げられるのが、Allen Gardenです。日中は雰囲気の良い公園で知られていますが、夜間は麻薬やドラッグの売買が行なわれているみたいなので、近寄らないようにしましょう。
また、Jane and Finchもできるだけ近寄らないほうがいいエリアです。ダウンタウンから離れてはいますが、トロントでは最も治安が悪いと言われています。近くには有名なヨーク大学があるため、もしヨーク大学を訪れる予定を立てる際は、周辺の治安を確認するようにしてください。