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24時間眠らない街ラスベガス。アメリカきっての観光地の夜は、「百万ドルの夜景という言葉はこの街のために作ったのでは?!」と言わんばかりの輝きです。想像を絶するほどにゴージャスなホテル群。本格的なショーにカジノやグルメ、巨大なショッピングモールに多彩なテーマパーク。
そんな映画の世界のような街並みから少し足を延ばせば、世界遺産として名高いグランドキャニオンの壮大な景色まで!
一獲千金も夢じゃない!?ラスベガスを満喫するための『現金事情』ご案内します。
現金とクレジットカードを使い分ける事で、お得にやりくりすることができます。おすすめの方法としては、現金は旅行前に両替し、屋台やチップの支払いにあて、買い物や電車代などは、クレジットカードで払うやり方。
また、海外旅行保険付きのクレジットカードを作ることで、保険費用を抑えることができる上に、盗難にあった場合なども、基本的にはカードの保険で保障されるので安心です。
ラスベガスのカジノではクレジットカードでチップを購入し遊ぶことができます。「VISAカード」と「マスターカード」は対応しているところが多いです。
カジノで遊ぶためにはチップが必要なので、最初に「CADHER(キャッシャー)」と呼ばれる場所に行き、クレジットカードで遊びたい金額分購入します。
ただし、クレジットカードでチップを購入すると、3~5%ほどが手数料として引かれることになります。
カジノなしで、ホテル代やツアー代を除けば、1日100ドルで十分に楽しめます。移動については、モノレールの一日券がありますので、そちらを活用するのがおすすめです。
ラスベガスの両替所で代表的な場所は、空港かキャッシャーで、ホテル内の両替所は基本ありません。便利なのが、街中でも両替できるATMがあります。
ATMはクレジットカードのキャッシング機能が利用できるので、現金に困った時の強い味方。ショッピングモールやホテルなど大型施設に設置されていることが多いので、万が一の際に利用しましょう。
ラスベガスは空港や市内に両替所が点在しています。ただし、日本円で両替する場合、レートが悪いです。
ラスベガス国際空港第1ターミナル到着ロビーにある両替所 「Travelex」では、500ドルの両替に約69,000円です。通常500ドルは約54,000円程度なので約15,000円もの開きが。現地は非常に円安です。
ラスベガスのATMは、VISAカードまたはMastercardを持っている場合、現金を引き出すことができます。対象となるATMは「PLUS」や「Cirrus」というマークがついたマシン。クレジットカードの海外キャッシングサービスによって米ドルを引き出す形式です。
ATMはショッピングセンターやアウトレットモール、主要ホテルなど様々なスポットに設置されているので、探すなら大型施設をめぐるとよいでしょう。また、カジノのキャッシャーより手数料が安いだけでなく、現地両替所よりレートがいい可能性があります。現金に困った際にはぜひ利用しましょう。
キャッシャーなど、チップを現金に替える施設にはクレジットカードのキャッシング機能が利用できる機会が隣接しているのが一般的です。しかしこの機械を利用すると、手数料が高くつきがち。日本で交換するより10%以上も不利になるケースが多いので、ラスベガス現地での両替は避けた方がよいでしょう。
ラスベガスにある、カジノ併設型のホテルのカジノ内には、必ず両替所があり、そこでも両替をすることができます。ただし、ホテルのカジノ内のキャッシャーは、あくまでもサービスの一環であり両替所ではないので、両替所のように電光掲示板で現在のレートを案内していることはありません。そのため、両替前に現在のレートを知りたい際は、係の人に直接聞く必要があります。
注意が必要な点として、日本では「$1=¥〇〇」と、1ドルを基準に円の数字を記載されているのが一般的ですが、カジノでは円を基準に「¥1=$〇〇」といった表記が一般的になるため、「今日のレートは¥1=0.12345です。」と見慣れないレート表示になります。
2013年にFBIが発表した統計によると、財産犯罪が約48,000件で年々増加の傾向にあります。暴力犯罪は全体的に減少傾向にあるものの、強盗事件は前年の約7%増加しているので安心できません。
カジノや、ホテルが立ち並ぶ表通りは明かりが多く、外出をする場合は比較的安全です。しかし、人通りが少ない裏通りには薬物の売人や泥酔者などが一定数いるので、トラブルに巻き込まれないためになるべく立ち寄らないのがベター。
ラスベガスで日本人観光客が被害に遭いやすい犯罪はスリ・置き引きなどです。カジノに夢中になっている所を狙い、足元やゲーム機のそばに置いたバッグや財布などを盗まれるといった被害が多く発生。また、有名なカジノ・ホテルの客室内でも窃盗の危険が潜んでいます。就寝中に金品や貴重品などが盗まれる事件が相次いで発生しているので、ホテルに泊まる際はチェーン・ロックを徹底しましょう。海外旅行では、自分の身を自分で守る意識が大切です。