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マレーシアの首都、クアラルンプール。「ペトロナス・ツインタワー」「KLタワー」「ムルデカ スクエア」など人気の観光スポットが多く、ショッピングの街としても知られています。
日本と比べて物価が安いため、買い物・グルメ・宿泊・名所巡りも低予算で楽しめる街です。
マレーシアの法定通貨は「マレーシア・リンギット(RM)」です。紙幣と硬貨があり、紙幣は1・2・5・10・20・50・100RM、硬貨は「セン」が使用されています。
クアラルンプールではクレジットカードが普及していますが、食事代やタクシー運賃の支払いなど現金が必要な場面はまだ少なくありません。旅行の日程やプランに合わせて、一定額の現金を準備しておいた方がいいでしょう。
クアラルンプールでは近代的な高層タワーや伝統的な建築物などあらゆるジャンルの観光スポットがそろっています。通信塔として世界第7位の高さを誇る「KLタワー」や東南アジア最大の「イスラム美術館」、多種多様な南国の鳥たちと出会える「クアラルンプール・バードパーク」、KLCC公園の「レイクシンフォニー(噴水ショー)」などがあり、何日滞在しても退屈しないでしょう。
気候も年間を通じて25~33℃なので、比較的過ごしやすいです。ただし湿度が常時75~85%になるため、長時間屋外で過ごす場合は熱中症に気をつけましょう。
マレーシアでは都市部を中心にキャッシュレス化が進んでいます。多くの場所でクレジットカードを使用できますが、全域に普及しているわけではなく、現金が必要になる場合もあります。
マレーシア最大の都市・クアラルンプールでも、クレジットカードを使用できる場所が限られています。キャッシュレスに対応していない飲食店や個人商店、宿泊施設、タクシー等では現金での支払いが必要です。
観光プランに合わせてどこで現金が必要になるのか、事前にチェックしておくといいでしょう。
マレーシアではチップを渡す習慣はありませんが、キャッシュレス非対応の飲食店や土産物屋、タクシーなど交通機関を利用する際に現金が必要です。具体的にどのぐらいの現金を持っておけばいいのかについては、旅行の内容やプラン、訪問先、滞在日数などによって変化します。
現地の物価事情を考慮するのも一つの目安になるでしょう。マレーシアの物価は「日本の約3分の1」と言われますが、最近は「日本の約2分の1」になったとも言われます。旅行プランの内容と現地の物価事情を考慮することで、必要な現金の額が見えてくるでしょう。
クアラルンプール観光では、クレジットカードに加えて現金払いが必要になるケースも少なくありません。万が一の場合に備えて、一定額の現金を持っていくことをおすすめします。
通貨(RM)の両替は現地でもできますが、土地勘のない場所での手続きとなるためリスキーです。日本国内で事前に両替を済ませておけばリスクが少なく安心できるでしょう。
余裕を持って外貨両替したい方には「外貨宅配サービス」がおすすめです。自宅にいながら外貨両替できるので、負担や面倒を大幅に減らせます。
クアラルンプールは観光地や移住先としても人気が高く、比較的治安の良い街です。一方、現金トラブルに関しては注意が必要です。例えば現地の両替所で外貨両替を行う場合は、「金額が合わない」「別の紙幣が混ざっていた」などのトラブルに巻き込まれた事例が報告されています。
またATMで両替する場合は、カードの暗証番号を盗み見られる「スキミング」への注意が必要です。現金を持ち歩く場合は常に周囲を警戒すること、現地で両替する場合は大手銀行の両替所で行ってください。現金トラブルに巻き込まれないためにも、できれば国内で両替してから旅行に出かけましょう。