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海外旅行でのセキュリティポーチについて

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海外旅行に行く際に国内旅行以上に気を付けなくてはいけないのが、スリや置き引き、ひったくりなどによる被害です。日本にいる時の感覚で、安易に財布やパスポートなどが入ったカバンなどを短時間でも放置してしまうと大惨事。

そんな平和な国で暮らしている日本人が海外旅行をする際に欠かせないのが「セキュリティポーチ」です。この記事では、セキュリティポーチの必要性やタイプ別の選び方、どのようなものを入れておくべきかについて詳しくご紹介します。

セキュリティポーチとは?

セキュリティポーチとは、言葉が表す通り、セキュリティ=防犯、安全を守るためのポーチです。貴重品などを入れることが多く、海外旅行の場合は、パスポートや現金、クレジットカード、帰りの航空券や滞在予定ホテルの情報などが入れられます。

手提げかばんのように手に持つタイプではなく、腰にベルトのようにつけるものや首から下げるなど、体と密着させて携帯するのが特徴です。

セキュリティポーチの必要性

海外で危険な目にあったことがない方は、セキュリティポーチって必要なの?と感じてしまうかもしれません。

しかし、海外ではひったくりや置き引きが当たり前のように存在し、海外旅行者はターゲットになりやすいのです。特に、日本人観光客はお金を持っていそう、隙がありそうと狙われやすいため、現金やクレジットカードなどを守るセキュリティポーチは必須です。

スーツケースに鍵がついているとはいえ、鍵を壊されて盗まれるケースも多く、海外では大事なものは自分が身に着けて守るというのが鉄則。しかも、リュックやボディバッグだと後ろから切り裂かれる可能性もあります。そのため、衣類の下に隠しておけるセキュリティポーチが欠かせないのです。

セキュリティポーチに入れておくべきもの

セキュリティポーチには以下のものをいれておきましょう。

  • パスポート
  • パスポートのコピー
  • 現金とクレジットカード
  • 緊急連絡先(宿泊ホテル、クレジットカード会社、ツアー会社など)
  • 旅行に関わるデータ(予約番号など)
  • 帰りの航空券
  • 国内での自宅の鍵や空港までの交通系ICカードなど

パスポートは、提示が必要な場合も都度出していて、ひったくられたり、落としたりしないように、コピーを入れて置き、そちらを提示するのがおすすめです。

セキュリティポーチはどのタイプがおすすめ?

ここからは、セキュリティポーチを選ぶ際に知っておきたい種類別のメリット、デメリットや注意点についてご紹介します。

首から下げるタイプ

首から下げるタイプのセキュリティポーチは、紐の調整ができるものだと斜め掛けするなどして首だけでなく肩へも負荷を分散できます。また、斜め掛けできれば万が一引っ張られても取られるリスクがありません。出し入れがしやすいなど利便性にも優れているでしょう。

その一方で、長時間の使用時には首や肩が疲れるというデメリットがあります。夏場など薄着だとセキュリティポーチを身に着けていることが外から見て分かりやすいのも注意点でしょう。

腰に巻くタイプ

腰に巻くタイプは、薄着でもセキュリティポーチをつけていることが分かりづらいのでセキュリティ的にもおすすめです。つける位置をズボンの下やベルトあたりにすることで、より安全性が高まるでしょう。

デメリットとしては、お手洗いの際に邪魔になること。お手洗いで外す場合は、付け忘れがないようにしなくてはいけません。ズボンの下につけるとズボンがきつく感じることもあるでしょう。また、スカートの場合は気づかないうちに抜け落ちていることもあるので、都度注意しておく必要があります。

安全面や使い心地を気にして選ぼう

安全面をより重視するためには、スキミング対応のものを選ぶようにしましょう。スキミングとは、スキマーを使い電波を利用して、セキュリティポーチの外からクレジットカード情報を抜き取る犯罪行為です。

また、雨は汗で濡れても大丈夫なように防水性に優れたものを選ぶことをおすすめします。本体の生地やベルト、ファスナーなども耐久性に優れているものを選びましょう。中に入れるものにあわせて、ポーチの大きさ、ポケットの数が多い収納力と、体に密着させたときのフィット感も確認しておくと安心です。

まとめ

海外旅行をするなら、犯罪から身を守るためにも必ずセキュリティポーチを準備するようにしましょう。

ご自分の服装や使い勝手に応じて首から下げるタイプか腰に巻くタイプを選択してください。同時に、スキミング防止ができることはもちろん、耐久性や防水性など使い心地にもこだわって選ぶといいでしょう。

こうすることで、快適かつ安全に海外旅行を楽しむことができるはずです。

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