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長時間のフライトでは、リラックスできる服装を選ぶことが大切。フライト中は「気圧」や「寒さ・暑さ」「乾燥」に悩まされることが多いため、対策のできる服装を選びましょう。
飛行機内は気圧が低くなっています。そのためお腹が張ってしまうことも。ぴったりとしたボトムスを履いていると苦しくなってしまうため、ゆったりとしたものを選びましょう。たとえばウエストがゴムタイプのズボンやレギンス、スカート、ゆったりとしたワンピースなど。ジーパンを履く場合はストレッチ素材などを選ぶのがおすすめです。
もしもジーパンやチノパンを履いていて苦しくなってしまった場合は、ボタンやチャックを外してブランケットで隠してしまいましょう。立つときに閉め直すのを忘れずに。
また、機内では気圧の影響もあり脚が浮腫みやすくなっています。そのため靴を脱いで前方の座席下に置いたバッグに足をのせることも。座席にはスリッパが用意されていることもありますが、サンダルを持参するのもおすすめ。トイレに行くときも履き替えずにそのまま歩けます。
機内は空調によって快適に保たれているものの、人によっては寒さや暑さがしんどくなってしまうことも。服装で調整しやすいよう、脱ぎ着しやすい羽織りもの(カーディガンやシャツ、Gジャンなど)やストール、スカーフなどを用意しておくと良いでしょう。
機内は乾燥しています。対策をしておかないと喉や目が乾燥して痛めてしまうことがあるため、マスクやのど飴、メガネなどを持参しましょう。もちろん肌も乾燥しますから、保湿ケアはしっかりと行っておきましょう。
南国などの暑い国へ旅行する場合、夏服を用意するのはもちろん、空調や朝晩の涼しさ対策も欠かさずに行いましょう。
1週間の海外旅行を想定した場合、
上記を目安にすると良いでしょう。薄手のワンピースなどもあると便利ですね。服が薄くてかさばらない場合は、余裕をもって枚数を増やしておくのもおすすめです。
暑い国や夏場に旅行する場合はその地域の気温にもよるものの、涼しい服を選ぶのがおすすめ。薄手のワンピースやTシャツ、リネン素材といった風通しの良い素材を選びましょう。また、カーディガンやシャツなどのさっと羽織れる服も冷えるときに便利です。
暑い国というとショートパンツやキャミソールなどの露出度の高い服をイメージしますが、日差しが強いためおすすめできません。また、東南アジアにある寺院では露出度の高い服装では入れない場合もあります。ただ、ハワイやグアムなどのリゾートではある程度露出した方がリゾート感を楽しめます。
日本では英語のロゴTシャツが人気ですよね。普段は服に描かれた文字をそこまで気にしていない方が多いかもしれません。しかし、実は現地の方に不快感を与えるメッセージが描かれている可能性も。描かれた文字の意味を理解していれば良いのですが、自信がない場合は避けるのが無難でしょう。
「年末年始は寒い日本から抜け出して、ハワイや南国へ海外旅行したい!」と考えている方は多いはず。年末年始に暖かい国へ旅行する際に悩ましいのが「コートをどうするか」です。
自宅から飛行機に乗り込むまで、コートや厚手の上着なしでは耐えられません。荷物になるのが嫌だからと我慢してしまうと、風邪をひいてしまう可能性もあるでしょう。ただ、日本での移動はコートが必要でも、ハワイや南国などの旅行先で着ることはないでしょう。
そのため、薄手でも暖かいダウンジャケットなど、かさばらないアイテムを選ぶのがおすすめ。また、航空会社によってはコート預かりサービスを行っているため利用してみてはいかがでしょうか。空港でコートを預かってくれるため、厚手のコートを着て行っても旅先に持込まずにすみますよ。
寒い国や冬場の海外旅行を楽しむ場合、冬服を用意しておきましょう。服装選びに失敗した場合は現地でも調達できますが、好みのものが見つからない・サイズが合わない・ムダな出費になるといったリスクがあります。
一週間の海外旅行を想定した場合、
上記が目安です。暑い国や夏場は汗をかくため枚数が多めですが、冬服は枚数を抑えられるのがメリット。1週間程度の海外旅行であればトップス2枚・ボトムス1枚でもなんとかなりますが、飽きてしまう・汚れたり破けてしまう可能性もあるという理由から余裕をもたせておくのがおすすめです。
寒い国や冬場の海外旅行では、とにかく暖かい服を選びましょう。カシミヤやウールなどの素材がおすすめです。トップスについては外ではコートを着ているため、おしゃれをしても見えません。レストランなどでコートを脱ぐ予定があれば良いのですが、とくにそういった予定がない場合は機能性重視で選びましょう。また、ボトムスは裏起毛などのアイテムがおすすめ。タイツや靴下、手袋などもしっかりと用意しておきましょうね。
海外では動物保護の観点から、毛皮のアイテムを身に着けているとトラブルに発展する恐れがあります。欧米では毛皮アイテムの不買運動も起こっていますから、着用は避けましょう。
海外旅行先の国の気温を調べても、「それって日本ではどのくらいの時期だろう…?」と悩んでしまったことはありませんか?日本でも地域によって気温や気候は異なりますが、目安とおすすめの服装を紹介します。
15度は、東京でいえば11月や3月の終わり頃の気温です。春ならまだちょっと肌寒い、秋なら防寒対策が必要だと感じる頃でしょうか。最高気温が15度ということは、朝晩はもっと冷え込みますから、しっかりと寒さ対策をしておくのがおすすめです。ニットやコート、裏起毛アイテムなどを上手に使って対策しましょう。
20度は、東京でいえば4月後半~5月、10月前半の秋頃でしょうか。日中は暖かいと感じても朝晩は冷えるため、冷え対策も必要です。薄手のジャケットやカーディガン、ストールなどを活用して調整しましょう。
25度は、東京でいえば6月~7月、9月~10月頃です。ジリジリと暑いわけではないけれど、少し動けば汗ばむ気温です。日本では25度以上の日を夏日と表しますから、暑さ対策が必要。ただし朝晩や空調次第では肌寒く感じることもありますから、冷え対策も行ってくださいね。薄手のシャツやブラウス、羽織もの、ショールなどで調整するのがおすすめ。肩は出ないようにしておくのが安心です。
海外旅行で着る服をパッキングする際、「暑いか?寒いか?」だけで考えてしまいがちです。一方、どんなシーンでどんなコーディネイトをしようかワクワクしている方もいるでしょう。
ただ、滞在先では暑さ寒さ以外のポイントでもストレスを感じることがあります。「防寒はばっちりだけど動きにくい」「おしゃれなワンピースを持ってきたけれど、シワになっている」などなど、旅行先での快適性もしっかりと考えておきましょう。
旅行先で思いっきり楽しむために、動きやすくて疲れにくい服装を選びましょう。窮屈な服やチクチクする服、カッチリした服などは疲れてしまい、観光や食事を楽しめません。伸縮性がある・肌触りの良い柔らかい素材・重量が軽い服などがおすすめです。
また、旅行先で歩くことが多い場合はハイヒールや厚底靴は避けておいた方が無難です。
旅行に持っていく服は長時間スーツケースに収納されていたりするため、たたみジワがつきやすくなります。また、移動中に車や電車、バスなどで長時間座っている時にもシワがつきます。滞在先でアイロンをかけられれば良いのですが、難しいでしょう。
シワがつきにくい素材としては、ポリエステルやナイロンなどの化繊素材、ストレッチ素材などが挙げられます。リネン素材はもともとシワ感のある素材のため、シワがついても気になりにくいでしょう。一方コットン100%などの素材はシワになりやすいため避けるのがおすすめです。
海外旅行では、機内や滞在先のレストラン、街歩き、レジャーなどのためにたくさんの服を用意してしまいがちです。服を多くしてしまうとかさばったりスーツケースが重くなってしまうため、必要最低限に絞りましょう。着回しのきくアイテムを選ぶのがおすすめです。カラーはブラックやホワイト、グレーといった合わせやすいカラーを選んでおくとコーディネイトしやすいでしょう。
ただでさえ荷物が多くなりがちな海外旅行、パジャマなんて持っていきたくない、他の服で代用したい…と考える方もいるでしょう。確かに機内で着ていた服でも代用できますが、汚れてしまっている可能性も。とくに暖かい国や夏場の旅行は汗をかきやすいため不快に感じてしまうでしょう。
限られた日数の海外旅行を楽しむために、滞在先で良質な睡眠をとることが重要です。シャワー後に快適に過ごせるよう、清潔なパジャマを持参してみてはいかがでしょうか。かさばらないパジャマを持参し、肌寒いときはカーディガンなどで調整するのがおすすめです。
海外旅行中の服装では、服や靴だけではなくバッグ選びも大切なポイント。財布やスマートフォンなどを入れるバッグは盗難対策が重要なため、以下のポイントをしっかりと覚えておきましょう。
治安の良い日本とは異なり、海外では旅行者を狙ったスリや置き引きが多発しています。そのためバッグは常に肌身離さず、ファスナーをしっかりと閉め、いたずらされないよう体の前方に持ってくるのが基本。ボディバックやリュックなどの背中側にくるバッグは、後方からファスナーを開けられてしまう可能性があります。
以上の理由から、海外旅行に持っていくバッグは
などがおすすめ。肩にかけるストラップは太めタイプを選ぶとくいこまず疲れにくくなります。
レストランなどでちょっとおしゃれしたい…という場合はウォレットバッグなども持参すると便利ですよ。