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ペナンは、マレー半島西方のマラッカ海峡に浮かぶ世界遺産の島「ペナン島」と対岸部からなる街です。南北24キロメートルと小さい島ですが、アジア屈指のリゾート地として有名なほか、歴史的な観光スポット・豊かな自然・グルメスポットなどの旅行を楽しめる観光資源が豊富です。そんなペナンの現金事情を紹介します。
マレーシア領であるペナン島では、マレーシア法定通貨の「リンギット(RM)」が使用されています。リンギット(RM)の紙幣は1・2・5・10・20・50・100RM、硬貨は「セン(¢)」という単位です。
マラッカ海峡に浮かぶペナン島と対岸部からなるペナン州は、マレーシアの人気観光地です。バツー・フェリンギビーチやテロック・ハバンビーチといったメジャーなビーチリゾートから、夜景が楽しめるペナン・ヒル、歴史ある儒教寺院のスネーク寺院、世界中の鳥類を集めたベナンバードパーク、ペナンプラナカン博物館など…人気観光スポットが多くあります。
またペナンはマレーシア屈指のグルメ天国としても有名です。マレー料理やインド料理、中華料理、ニョニャ料理などのさまざまな食文化を体験できます。ペナンの観光スポット・建築物・グルメは、多様な文化に育まれているため、独特の世界観と癒しを満喫できるでしょう。
ペナンを旅行するときは、現金が必要になることを前提に、現金とカードを組み合わせた支払方法が望ましいです。マレーシアでは徐々にクレジットカード(キャッシュレス化)が普及していますが、食堂・個人商店・屋台・バス・タクシーなどは、現金対応しかしていないことが多く、ペナンもその例外ではありません。
必要な金額は、旅行プランの内容や宿泊費・交通費・食費・ショッピングなどを考慮して、1日の予算と現金が占める割合を試算すると良いでしょう。その結果に滞在日数を掛けると、およその必要な金額が分かります。予算を立てるときは現地の物価事情を考慮することも大切です。
ペナン旅行での外貨両替は、日本国内の両替所で行うのが得策です。現地で両替する場合は両替所を探す手間がかかったり、現金トラブルに巻き込まれたりする可能性も高いからです。日本国内で事前に両替を済ませておけば、トラブルに巻き込まれるリスクが減るため時間を有効に使うことができるでしょう。
特におすすめしたいのは「外貨宅配サービス」です。銀行や両替所に出向く必要もなく、自宅にいながら外貨両替ができるためリスクが少なく安心でしょう。
ペナンは人気の高い観光地ですが、治安が悪い地域があるようです。安全とされるエリアを観光する場合でも、現金やカードの盗難に遭わないために常に周囲への警戒を怠らないようにしましょう。また店でおつりを少なく渡されたり両替で少なく渡されたりなど、現金の受け渡しをする際のリスクにも注意が必要です。