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アメリカ合衆国カリフォルニア州の都市・サンフランシスコは、ロサンゼルスとともに西海岸における工業や金融業の中心地。有名な観光スポットも多く、外国人のみならずアメリカ人からも一度は訪れたい街として人気です。
サンフランシスコは、西海岸でも有数の金融センター。当然ながら市街地ではクレジットカードや電子マネーの普及が非常に進んでいます。多くの人が、クレジットカードや電子マネーを使い、買い物や各種サービスの決済を行っています。
サンフランシスコでは観光客に人気のケーブルカーをはじめ、市民の足でもあるカルトレイン(高速鉄道)、バート(鉄道)、ミュニ(地下鉄・バス)など公共交通機関が発達しています。これらの交通手段を利用する際、「クリッパー」と呼ばれる電子マネーカードが広く使われています。
ミュニバスやケーブルカーなどで現金にて運賃を支払った場合、お釣りが出てきません。そのため、電車やバスを使ってサンフランシスコ観光を楽しむのであれば、クリッパーの購入は必須です。
クレジットカードや電子マネーが発達しているとはいえ、アメリカはチップの文化が根付いている国でもあります。
カードが使える飲食店などでは、会計時にチップの額を店員に伝え、すべてを合算してカードで清算することも可能です。しかし、高額紙幣を持ち歩く必要はないものの、チップやちょっとしたタイミングでの小銭として1~20ドル紙幣をある程度の枚数ずつ持っておくことは、要らぬトラブルから身を守り気持ちよくサービスを受けるために有効です。
また、タクシーではカードが使えないこともあるので注意してください。
100ドルほどの現金を持っておくと安心です。
例えばミュニに乗る場合、大人1人あたりの通常運賃は現金だと2.75ドル(2019年1月より3ドルに変更予定)。ケーブルカーの運賃は7ドル(2019年1月7日より8ドルに変更予定)です。タクシー運賃を現金で支払うとするならば、数十ドルほどを見ておいた方が良いでしょう。チップの分も考慮するなら、1日あたり100ドルほどは持っておきたいところです。
円からドルへの両替は、日本国内にいる間に前もって済ませておくことがベストです。
アメリカ現地で円からドルへの両替を行うと、高い手数料がかかります。また、そもそも両替できる場所が限られていたりと、何かとデメリットも多いです。
円からドルへの両替は出国の際に空港で行うこともできますが、あらかじめ外貨宅配サービスなどを利用すれば、当日になって慌てることもありません。
サンフランシスコにある、大型ショッピングセンター「Westfield San Francisco Center」の中には、世界80カ国以上の外貨を取り扱っている両替所「Currency Exchange International」が入っています。
Westfield San Francisco Centerには各種専門店、世界各国の料理を楽しめる飲食店、あらゆる種類のスパなどが200軒以上も入居しており、また建物自体の美しさでも有名です。観光やショッピングついでに立ち寄れる両替スポットとしてとても便利なスポットです。
場所 | 865 Market St, San Francisco, CA 94103 |
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サンフランシスコの観光名所のひとつであるチャイナタウンは、アメリカ国内でも最大規模。その独特な雰囲気に誘われて訪れる旅行客も少なくありません。
Heng Long Foreign Exchangeは、そのチャイナタウンにある両替所。ジャクソン・ストリートに面した青いタイル張りの壁と、赤く張り出した軒が目印の店舗の周辺は、英語と漢字が入り乱れる、まさにサンフランシスコ・チャイナタウンならではの雰囲気たっぷりのエリアです。
場所 | 626 Jackson St, San Francisco, CA 94133 |
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サンフランシスコ観光の中心地であるユニオンスクエアから北西に1ブロックほどの場所にある、サター・ストリートに面した両替所が、Pacific Foreign Exchangeです。
一帯にはハイブランドショップや高級ホテル、デパートなどが建ち並び、またサター・ストリートと交差するパウエル・ストリートは多くの映画のロケ地としても知られています。Pacific Foreign Exchangeは、サンフランシスコ観光の合間に気軽に立ち寄れる両替所として理想的な立地です。
場所 | 533 Sutter St, San Francisco, CA 94102 |
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サンフランシスコは世界中から観光客が訪れるアメリカ国内でも有数の人気都市であり、全体的に見れば凶悪犯罪の発生率は低いです。
しかし、観光客が多い場所にスリや窃盗犯が集まってくるのは、世界共通のお約束。また、サンフランシスコには、旅行客が決して足を踏み入れてはならないといわれるエリアも存在しています。
その1つが「The Tenderloin(テンダーロイン地区)」です。その名前の由来は「ここを担当した警官は危険手当が出る。そのお金でテンダーロイン・ステーキを食べられる」となっているほど、サンフランシスコで最も危険とされるエリアです。
テンダーロイン地区はユニオンスクエアから南西に数ブロック、パウエル・ストリート駅からは西にたった2ブロックほどしか離れていません。サンフランシスコの美しい街並みを眺めながら散歩している内に、うっかり迷い込んでしまわないよう注意して下さい。