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このページでは、旅行をキャンセルした場合に保険金を受け取れる「キャンセル保険」の制度やサービスについて紹介します。
海外旅行のプランによっては、多額な旅行費がかかるケースがあります。突然の病気やケガといったトラブルにより、旅行に行けなくなった場合に備え、キャンセル料を補償する「キャンセル保険」加入も念頭に入れておきましょう。
キャンセル保険は、それぞれの保険会社のプランによって金額や適用範囲等が異なりますが、いずれにせよ基本的な対象としては、「やむを得ない事情」により、旅行を中止せざるを得ないケースになります。例えば、渡航先で発生した自然災害やテロ、身内の死亡といった場合です。個人の都合で旅行を取りやめた場合は、キャンセル保険の補償対象にはならないため、注意しましょう。
ちなみに、キャンセル保険の申し込みも各保険によって異なるため、利用規約や加入方法に必ず目を通してください。
やむを得ない事情で旅行の中止になる事態に備え、単体としても加入できる「キャンセル保険」。具体的な補償内容は、それぞれの保険会社によって異なるため、事前に対象となる事例を必ずチェックしましょう。
代表的な理由は、本人の入院・通院や、家族のケガ・入院といったトラブルです。この場合は、キャンセル料が補償されるケースがほとんどです。台風等の自然災害によって交通機関が運休・遅延した際のキャンセルも含まれます。ただし、「突然の出張が入った」といった理由では、一部補償されません。
また、渡航中止勧告が出る前にキャンセル保険に加入し、その後、渡航中止勧告(レベル3)もしくは、退避勧告(レベル4)が出た際に旅行を取りやめた場合は、キャンセル料を補償する保険会社もあります。
もしものときに備え、キャンセル保険に加入することも大切ですが、加入検討中のキャンセル保険が、どのような事例の際に補償が適用するのか、必ず確認しておきましょう。