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このページでは、ルクセンブルク旅行での現金情報や物価についてまとめています。
現地での両替は、空港、郵便局、ルクセンブルクのすべての銀行(銀行のレートが一番いいといわれている)、両替店で可能。レートは高めですが主要ホテルでも外貨の両替ができます。
クレジットカードは、日本で発行されているVISA, MasterCard, American Expressなどが使えますので高額の紙幣はほとんど必要ありませんが、小銭は用意したほうが良いと思います。
【ユーロの大体の目安】
1ユーロ=約130円 5ユーロ=約650円 10ユーロ=約1,300円
50ユーロ=約6,500円 100ユーロ=約13,000円
ヨーロッパの小国でありながら、国民ひとりあたりのGDP(国内総生産)が日本の2倍以上という国、ルクセンブルグ。物価は日本より少し高いと言われています。庶民的な安い食堂をさがすのは難しいかもしれません。でも、ルクセンブルグにはマクドナルドもスターバックスもあるので、それほど食事に困ることはありません。
伝統的なルクセンブルグ料理を味わってみたいということでしたらディナータイムでも15ユーロ~50ユーロと、さまざまな価格帯のレストランがあります。
地理的にも隣接するフランスにならんでヨーロッパでは美食の国として知られているので、思いがけない味に出逢えると思います。
ルクセンブルクの国土面積は2,586 km²。神奈川県くらいの広さの国です。
首都ルクセンブルク市は、世界でも最も富裕な都市のひとつとして有名ですが、歩いて回れるほどの小さな街。世界遺産に登録されている旧市街でもルクセンブルグ駅から1kmしかなく、徒歩で2時間もあればすべて見学できます。また旧市街は飲食店がたくさんあり、ヨーロッパには珍しい無料の公衆トイレまであるのでランチスポットにおすすめです。
その他、ルクセンブルク市街にある歴史的建造物や郊外にあるたくさんの古城を見学するなら、路線バスを利用すると便利です。ほとんどの路線が中央バスターミナルを通過するようになっているのでアクセスが簡単です。
料金は、2時間有効チケット2ユーロ、1日有効チケット4ユーロですが、ルクセンブルクカード(Luxembourg Card)を購入したほうがお得になります。
国内60以上のミュージアムやビール醸造所(試飲付きツアーが無料)、観光地の入場が全て無料になり、公共交通機関が乗り放題になります。バスの運転手さんや駅の販売所、オンライン購入もできるそうです。
そのほか、鉄道も整備されていますがドイツやベルギーなど国外や近隣都市への移動には便利です。また、車社会のルクセンブルグではレンタカーもおすすめです。空港、市街中心や駅近くでも車を借りることができ、道路網もよく発達しています。ただし基本的にマニュアル車なので、オートマ車は1.5~2倍ほどレンタル料が高くなります。
ルクセンブルクは、古い街並みが残る旧市街全体が世界遺産となっています。しかしフランスやドイツなど、さらに観光で有名な国と隣接し、移動に時間がかからないことから日帰り旅行が多く、国内での滞在客の獲得には苦戦しています。そのため、高級ホテルや古城ホテルでも80ユーロくらいから見つけることが可能です。中には50ユーロ以下のところもありますが、安いところから予約で埋まってしまいますので、早めの予約をおすすめいたします。
価格は、ベストシーズン(4月~9月)で50~960ユーロ、オフシーズン(11月や2月)で50~160ユーロ
やはり、お金持ちの国の宿泊代金は全体に高めのようです。ちなみに、ユースホステルは25ユーロ~(4~6人部屋)です。
料金にサービス料と税金が含まれているので、チップは基本的には不要です。
サービス業に携わる人たちは、てきぱきとしたサービスをして、チップを期待しています。下記を目安にして下さい。
高級レストランは、通常サービス料が含まれているのでチップの必要はありませんが、サービスに満足した場合は、料金の5~10パーセントか端数を切り上げて支払う程度です。空港やホテルで荷物を運んでもらったり預けたりした場合は、荷物1個につき、50ユーロ~1ユーロ。ピローチップは1ユーロ、タクシー利用時は、荷物の積み降ろしをしてもらった場合は、荷物1個につき、1ユーロ。
ガイドさんをお願いした場合は、料金の10パーセントが目安、カフェやレストランでは食事代も負担してあげてくださいね。
トイレは一部有料の場所などでは指定の金額、ない場合は0.5~1ユーロ。
ルクセンブルクではTVAと呼ばれる付加価値税が15%かかっています。
外国人のための免税制度として、同一店舗で一定金額(74ユーロ)以上の買い物をした場合この付加価値税が免除され払い戻し(最大12パーセント)が受けられます。免税の方法は簡単なので大きめのお買い物をした際は、ぜひ、払い戻しを受けてくださいね。
ルクセンブルグの物価は、日本に比べると高いと言われています。意外にもお酒、たばこ、ガソリンなどは税率が低いため値段も安く、近隣の国からわざわざガソリンを買いに来るそうです。ルクセンブルグのガソリンスタンドが軒を並べ、各国の車の行列ができるという光景もたびたび見られるようです。
スーパーで売られている日用品や食品は日本と同じか少し高めのようです。最近では、ドイツ系のAldi(アルディ)やLidl(リドル)などのディスカウントスーパーもあるようなので、旅行者はこちらを利用したほうがいいかもしれません。
日曜日も開いていますし、オーガニック食材や果物なども日本の半額程度で買うことができ、種類も豊富なお惣菜も必要なだけ量り売りで買うことができるので無駄にならず、現地の食材を楽しめます。焼たてのパンも1ユーロでお釣りが来ます。
【コーラ】2.6ユーロ
日本円で300円程度
【たばこ】7ユーロ
日本円で800円程度
【ビール】4.5ユーロ
日本円で600円程度
ルクセンブルクはワインの名産地です。アルコールの持ち帰りには制限があるので、ルクセンブルク国内にいるうちにたっぷり味わっておくのも良いでしょう。特に、貴腐ワインやアイスワインといった甘口のワインが有名です。
また、ルクセンブルクはりんごのスパークリングワイン「シードル」の産地としても知られています。日本ではあまり有名ではないリンゴワインも、ルクセンブルグではポピュラーな味。旅行でルクセンブルクを訪れた際に、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
ヨーロッパ各地からグルメが集まる地・ルクセンブルクは食事ももちろん美味しいですが、スイーツも絶品です。
ルクセンブルクは、ベルギーに勝るとも劣らないチョコレートの名産地。大公宮殿の前には、中世の屋敷を再利用して建てられた雰囲気たっぷりのチョコレート・ハウス・ルクセンブルクがあります。フォトジェニックでかわいらしいチョコレートは、お土産に喜ばれること間違いなしです。
有名な食器メーカーの「ビレロイ&ボッホ」はルクセンブルク生まれ。可憐なデザインと実用性を兼ね備えた食器やカトラリーを販売しています。
ビレロイ&ボッホの食器は陶器製ですが、食洗器で洗える実に機能的なつくり。旅行先で陶器製のお土産を買うのは少しためらわれますが、その不安を補って余りある魅力がたっぷり詰まった名陶です。
事故や盗難など、現地で何らかのトラブルに遭ってしまったときには、遠慮せずに在ルクセンブルク日本国大使館に頼るようにしましょう。旅行者にとっては、現地で問題解決に力を貸してくれる、心強い存在と言えます。
場所 | 62,Avenue de la Faïencerie, L-1510 Luxembourg,Grand-Duché de Luxembourg |
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