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このカテゴリでは、外貨両替に対応する金券ショップの情報を特集しています。
海外渡航前に両替を行う場所のひとつに、金券ショップがあります。一般的に金券ショップのレート(手数料を含む)は銀行よりもお得とされており、面倒な書類記入などもないため、手続きがスピーディなこともメリットの1つです。旅慣れた人の中には、積極的に活用している人も数多くいます。
さらに近年はインターネットで申し込む、 いわゆる「外貨宅配サービス」に対応している金券ショップもあります。本カテゴリでは、以下の3業者の情報を紹介していきます。
店舗名 | 取扱店舗 | 取扱通貨 | 上限額 | 紙幣内訳 | 手数料・配送料 |
---|---|---|---|---|---|
大黒屋 | 全国48店 | 11種 | 50万円 | 要問合せ | 手数料…要問合せ 配送料…700円 |
J・マーケット | 関東11店 | 13種 | なし | 指定可能 | レートに含む |
Tickety | 関東3店 | 11種 | 100万円 | 指定不可 | 要問合せ |
金券ショップでの両替に懸念点があるとすれば「偽造券が混ざる不安がある」ということがあると思います。外貨両替専門店や大手銀行では、偽札鑑定機を使用しているため、偽造紙幣が紛れ込む可能性はゼロですが、金券ショップで偽札鑑定機を使用しているかは定かではありませんので、その可能性はゼロとは言えません。
海外で偽札を使うと、本人に責任がなくても逮捕される場合があります。国によっては重い量刑が課せられることもあります。わずかな差額にこだわった結果、罪に問われるようなことがあっては全てが台無しになってしまいます。
紙幣を両替した時点で、ホンモノなのか、ニセモノなのかを1枚1枚判断する術はありません。金券ショップで両替する際は、そうしたリスクも念頭に置いておきましょう。
しかし、少なくとも治安の良い日本では、偽造券トラブルなどが問題になる金券ショップは、営業を続けていくことができないはずです。必要以上に心配せず、一度利用を検討してみてはいかがでしょうか。
外貨両替のリスクやトラブル予防に役立つ、金券ショップで外貨両替するときの注意点5つをまとめてみました。
最初の注意点は、対応している外貨の種類がほかの両替サービスに比べて少ないことです。もちろん、金券ショップでもメジャーな通貨は取り扱っていますが、逆にいうとマイナーな通貨のほとんどは取り扱いがありません。
金券ショップの場合、両替できるのはドルとユーロを中心とした10種類前後になるでしょう。
金券ショップが行う両替は、あくまでもおまけのサービスです。いつ行っても30種類、40種類の両替ができるといった使いやすさはありません。また、同じ系列の金券ショップであっても、店舗ごとに対応している外貨の種類が違います。
近くの店舗では目的に外貨に両替することができず、結局べつの方法で両替しなければならなくなった、なんてことになれば時間の無駄です。各店舗の対応外貨も店舗に問い合わせないとわからないので、マイナーな通貨を両替したい人は金券ショップの利用をあまりおすすめできません。
金券ショップは、銀行や外貨両替所に比べて外貨にかけられる経費が小さいです。偽札混入防止のため、紙幣の鑑定機を導入していない金券ショップでは、少なからず偽札を掴まされてしまうリスクがあります。
偽造通貨を海外で使うリスクは、さきほどお伝えした通りです。旅行先で偽札だったということがわかった場合、事情の説明や弁護、裁判等も現地の言語で行うことになります。
海外で起きることは、トラブルも幸運も含めてすべてが自己責任です。金券ショップで外貨両替をする場合、手数料を節約するために怪しげな金券ショップで両替するのは避け、鑑定機を使っている大手のショップを利用しましょう。
銀行や郵便局、通貨両替所と同じく、金券ショップも営業時間が決まっています。夜遅くまでは営業していないので、早朝や夜間にしか両替の時間が取れないという人には使いづらいです。
複数の店舗を回って一番お得な店舗で両替しようと考えた場合、金券ショップを回るだけで一日が終わってしまうでしょう。
外貨の種類にも通じる話ですが、金券ショップは外貨の在庫量も店舗ごとに違います。外貨の在庫量によって、ある店舗では30万円両替できるのに、べつの店舗では10万円までしか両替できないといったケースがあるのです。
あちこち歩き回って一番お得な店舗を見つけたとしても、確実に希望額を両替できるとは限りません。また、多くの場合一日に両替できる金額も両替所や宅配サービスに比べて控えめです。
まとまった額を両替したい人は、潤沢な在庫を抱えている銀行や外貨両替所、宅配サービスを使ったほうがよいでしょう。
金券ショップは、レートや外貨の在庫量、両替可能な通貨の種類が店舗ごとに違います。また、これらの情報は公式ホームページ等で公開されていないことも多いため、実際に店舗まで足を運んで確認しなければなりません。
もちろん、一店舗ずつ電話をかけて確認していくという方法もありますが、近隣にある金券ショップのなかから理想の一店舗を見つけるのはかなり面倒な作業です。
海外で偽札を使って逮捕されてしまうくらいなら、多少手数料が高くても偽札鑑定機を使っている大手の金券ショップを選びましょう。
ただ、金券ショップの場合レート等が店舗ごとに違いますし、お得な店舗を見つけようと思うと時間をかけて自分の足で探さなければなりません。
事前に時間が取れるのであれば、ネットでレートや手数料を比較でき、24時間利用可能で、鑑定機をもっている宅配サービスの利用をおすすめします。