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タイの首都にして東南アジアを代表する都市バンコク。巨大な涅槃像、美しい寺院や像乗りが日本人にもお馴染みでしょう。高層ビルや商業施設、娯楽施設なども賑わっている活気のある街です。
エスニック料理や文化を堪能しつつ、近代的な雰囲気の中で観光を楽しみたい方に最適でしょう。
バンコクの通貨はタイの法定通貨「バーツ(Baht)」です。紙幣は1000B・500B・100B・50B・20Bの5種類、硬貨は10B・5B・2B・1B・50S・25Sの6種類が流通しています。50S・25Sなど小さな額には「サタン(S)」という単位が使用されています。日本円との交換比率(レート)は、1バーツ=3.7円程度です。(2022年6月時点)
バンコクは歴史的な遺跡や名所、オシャレな店、グルメスポットなどの観光資源が豊富です。バンコクならではの観光の楽しみ方といえば寺院巡りでしょう。「エメラルド寺院」や「涅槃寺(ワットポー)」、「暁の寺(ワット・アルン)」、「大理石寺院(ワット・ベンチャマボピット)」など、バンコクには数々の壮麗で偉大な寺院が集まっています。
歴史や文化への興味・関心・信仰心の有無に関わらず、寺院を見て回るだけでその美しさと迫力に圧倒されるので、寺院巡りを日程に組み入れるのがおすすめです。
ただし寺院巡りでは参拝マナーや服装に注意する必要があります。タイは熱帯性気候なため、熱中症にかかる危険があります。その点の予防や対策も不可欠です。
バンコクではカードをメインに現金を併用する形がおすすめです。ホテルや商業施設など多くの場所でクレジットカード決済に対応していますが、バスやタクシー、トゥクトゥク(三輪タクシー)などの支払いは現金しか対応していないため、ある程度の現金を用意しておくと安心でしょう。
バンコク旅行で必要になる金額は、訪問先・滞在日数などの旅行プランによって変化します。食事代・交通費・観光スポット巡り・マッサージ代・お土産代などの平均相場からすると、1日1万円~あれば十分に観光が楽しめます。3日滞在するなら3万円、5日滞在するなら5万…と、滞在日数をもとに予算を検討すると良いでしょう。
バンコク旅行における外貨両替は、事前に日本国内の銀行や両替所などで行うことをおすすめします。日本国内で手続きをすれば「金額が間違っている」「少なく渡される」などのトラブルを避けられるほか、現地で両替所を探す手間や時間が不要になるため多くの時間を観光に当てられます。
特に利便性が高いのは「外貨宅配サービス」です。外貨宅配サービスは自宅に外貨を宅配してくれるのが特徴で、両替所に行く時間と手間を省けます。
在留邦人も多いバンコクは比較的治安が良いと言われていますが、場所によっては犯罪リスクの高い場合もあります。現金トラブルではスリ・盗難・恐喝・ひったくり・置き引きなどに注意が必要です。犯罪発生率の低い場所であっても、防犯意識と周囲への警戒を怠ってはなりません。
防犯対策としてバッグと財布をチェーンでつなぐ方法や、ダミー財布を用意する、複数の財布に現金を小分けしてリスク分散するなどの対策も有効でしょう。