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国際学生証(ISIC)・国際青年証(IYTC)について

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国際学生証(ISIC)は、世界で唯一国際的に認められている学生身分証です。所有していると、世界各地の観光スポットやサービスを、学生優待価格で受けられます。ユネスコやUNTWO、政府機関・機構団体でも推奨されている学生身分証です。

国際青年証(IYTC)は、ユネスコから正式に承認を得た国際的に認められているカードです。30歳以下であれば所有でき、学生である必要はありません。所有していると、世界中で提供されている割引・サービス・特典がさまざまな場所で受けられます。海外だけでなく、国内にも特典があるので、要チェックです。

また、どちらのカードも有効期間は発行から1年間となっています。

国際学生証(ISIC)・国際青年証(IYTC)の取得方法

国際学生証(ISIC)

通っている学校の精度により異なりますが、基本的に学割証・在学証明書を発行可能な学校に通っている学生に取得資格があります。取得申請を行うには、「教育機関に正規学生として在籍している証明書」を提示する必要があり、具体的には下記が必要です。

  • 正規学生(本科生)であることを示した在学証明書(発行日から3ヶ月以内のもの)、または有効な学生証のコピー(有効期限が記載されている面も含む)
  • 長期留学の場合⇒留学先の学校・大学が発行した入学許可証のコピー (留学の場合、コース開始1か月前より申請可能)
  • 顔写真(カラーで鮮明なもの。オンラインでのアップロードはJPG形式で512kb以下)

上記の3つを用意した上で申請を行います。申請場所・方法は「オンライン」「ISICカード(国際学生証)発行所」の2つから選択可能です。オンラインで申請をした場合、発行されるのは「バーチャルカード」となり、アプリでアカウントを作成して取得する形になります。プラスチックのカードを希望する場合は追加の料金がかかり、郵送は日本国内のみ対応しているようです。

  • バーチャルカード:1,800円
  • 追加発行のプラスチックカード:要問合せ(※)

※価格は、2021年10月の情報です。

国際青年証(IYTC)

30歳以下であれば誰でも取得できます。カードを取得申請には、年齢を証明するために、下記のいずれかの書類と写真を提示する必要があります。

  • パスポートのコピー、または運転免許証など公的機関が発行した写真付き身分証明書のコピー(有効期限が切れているもの不可)
  • 顔写真(カラーで鮮明なもの。オンラインでのアップロードはJPG形式で512kb以下のもの)

その後の申請は、ISICカードと同じく「オンライン」「ISICカード(国際学生証)発行所」の2つの方法から選択可能です。オンラインで申請をした場合、発行されるのは「バーチャルカード」となり、アプリでアカウントを作成して取得します。プラスチックのカードを希望する場合は追加の料金がかかる、という点も同様です。

  • バーチャルカード:1,800円
  • 追加発行のプラスチックカード:要問合せ(※)

※価格は、2021年10月の情報です。

国際学生証(ISIC)・国際青年証(IYTC)の申請は以前まで、「郵送」での申請にも対応していました。ですが、2019年11月1日からバーチャルカードの移行に伴い、現在、大学生協での郵送受付は行っていないとのこと。公式ホームページには「郵送」の項目が存在するページが残っているようですので、申請時には注意しましょう。

※2021年11月時点で、価格の確認が出来ませんでした。詳細はISICジャパンに問合せてみて下さい。

実はパスポートでも同様の恩恵が受けられる

国際学生証(ISIC)・国際青年証(IYTC)は非常にメリットが大きいものではありますが、実はパスポートでも同じ恩恵を受けられる場合が多くあります。メリットがあるとすれば、海外に長期間滞在するという方や、美術館や博物館を数多くまわる方が該当するようです。

活用するなら、事前のリサーチがおすすめ

国際学生証(ISIC)・国際青年証(IYTC)は所有していると多くの場所で特典や恩恵が受けられますが、発行にはお金や手間がかかるので、発行を迷っている方も少なくないでしょう。

もし、発行するかを迷っている場合は、発行する前にどこで特典が利用できるのかをしっかりリサーチしておくことをおすすめ。また、有効期間は発行から1年間なので、その点も踏まえた上での検討も必要です。

「期間内にどのくらい海外へ行くのか?」、「発行手数料以上の特典を受けられるのか?」など、しっかりと計算した上で、メリットを最大限生かせる活用を目指しましょう。もちろん、あって困るものではないので、何かの備えとして持っておくのも、一つの手段だと言えます。

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