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このページでは、海外旅行を安全に行うため、渡航前にチェックしておきたい外務省の情報についてご紹介します。
言語や法律、文化も異なる海外で快適かつ安全に過ごすためには、事前の準備が肝心です。その大事な準備のひとつが、現地の安全性について最新の情報を調べておくことです。
旅行先の国の情報を知らない場合は、外務省のサイトでチェックできる「海外安全情報」の確認が欠かせません。
外務省のウェブサイトに掲載されている「海外安全情報」は、外務省の領事サービスセンターが運営し、海外のさまざまな情報を発信しています。この海外安全情報を確認することで、渡航先の国や地域別の危険情報をはじめ、最新の情報をチェックできます。
外務省が発信している海外の危険情報を確認する方法は、とても簡単です。検索サイトで「外務省 海外安全ホームページ」と検索しウェブサイトにアクセスすると、トップページに「国・地域別の海外安全情報」というコンテンツが表示されています。地図上で旅行先の地域をクリック、もしくは国・地域の名前を直接検索すると、「危険・スポット・広域情報」をはじめ、「安全対策基礎データ」「テロ・誘拐情勢」といった最新情報が提示されます。
とりわけ注意すべきは、渡航先の危険度を4つのレベルに区分している「警戒レベル」です。レベルの数値が大きくなるほど危険性が高いことを意味し、レベル3では「渡航中止勧告」、レベル4になれば「退避勧告」として注意を呼びかけています。
外務省が発信している「海外安全情報」には、法的な強制力はありません。そのため、渡航先の安全性に不安があっても、航空券や購入した旅行プランをそのまま利用できることもあります。
ただし、危険を感じ取ったら思い切って旅行を中止する判断も重要です。外務省のサイトをしっかりとチェックし、ときには旅行の中止・延期も視野に入れたうえで計画しましょう。